だいじょうぶだよ、ゾウさん

ローレンス・ブルギニョン作 ヴァレリー・ダール絵 柳田邦男訳

「死」について考えることは、「生きる」について考えること

幼いネズミと年老いたゾウは、まいにちなかよくくらしていました。

けれども、ある日…。

先日、とても頼りにしていた叔父が亡くなりました。

私にとっても、大きくて優しくて、まるでこの本のゾウさんみたいな存在でした。

最後のお別れに参列した時に、ありがとうと一緒に、ネズミくんのように、「だいじょうぶだよ」と

心の中で言えるとよかったなあ、と思いました。

「叔父さん、(兄貴である)父も、母も、あちらのコーヒーショップでちゃんと待っているから、大丈夫よ」

送り出す覚悟って、なかなか持てませんでした。

いろいろなことを、気付かせてくれる物語です。

「心に寄りそう本の部屋」コンシェルジュちばりんこ